滞溜燃焼方式ガスフライヤー(DSKC型)

滞溜燃焼方式ガスフライヤー(DSKC型)

滞溜燃焼方式で熱効率を向上し省エネ化

燃焼室内のバーナから発生する熱気は、当社独自の燃焼排気システムによる微弱圧力に導かれて油槽底部全体へ熱を伝えます。滞溜燃焼方式はこの微弱圧力を利用して少量のエネルギーを油槽全体へ伝え、高い熱効率を実現し作業環境にも優しい省エネタイプの燃焼システムです。

弓状フライング理論に基づく温度制御

長年の研究により理想的な揚げ温度を確立した当社の独自理論「弓状フライング理論」に基づき、揚げ始め・揚げる途中・揚げ終わりの3箇所の油温を3点制御で管理します。(※DSKC-33A型は2点制御で行います。)

食材を適正温度で揚げることで、サクッとジューシーな美味しい揚げ物が完成します。

きれいな油で効率よく

張り込み油量を最小限に抑える構造の為、新油回転率が高くいつも歯切れの良いカラッとした商品が揚がります。出口の傾斜で余分な油が切れるのでヘルシーな商品に仕上がります。自動カス排出装置も備え、カスを連続的に排出し、油をきれいな状態に保ちます。

搬送・潜行ネットとキャタピラコンベヤで美しい揚げ上がりへ

投入部に特許キャタピラコンベヤを採用しているので竜田揚げ・かき揚げ・天ぷらなどの衣付き商品も美しく揚がります。投入口の油深は調整が可能なので、かき揚げ等の成形もしやすくなり、油跳ねが少なく安全に調理が出来ます。

キャタピラコンベヤの次は食材を運ぶ「搬送ネット」と、食材を油中に抑える役割の「潜行ネット」で食材を挟み込んで運びます。食材は油中を潜行して運ばれるので反転が不要となり、表裏ムラ無く均一に調理が可能です。また、上下2本のネットの間隔は35〜60mmまで自由に調整できるので、多様な商品に対応します。揚げパンのように厚みのある食材も形が潰れることなく揚げられます。適正な間隔に調整することにより食材の浮遊がなくなるので中間での攪拌が不要です。

フードレスシステムで作業環境を大幅に改善

フライヤーにオプションの油煙除去装置(OMC型)を組み込む事により、フライヤーから出る油煙を除去しクリーンな排気を実現します。これにより従来型の天蓋フードを取り除くフードレスシステムが構築できるので、作業環境が明るくなり排気機器の洗浄が容易になります。オプション機器は他にも冷却沈殿濾過タンク(STC型)がございます。

すみずみまで、キレイに使いやすく

コンベヤフレームには分離可倒方式の採用により、コンベヤ内部の洗浄が簡単に行えます。また、コンベヤのほぼ全体を洗浄水につけて浸漬洗浄が出来ます。床が汚れないドライシステムに対応しています。

充実した安全装置

空焚き防止装置・異常過熱防止装置・立ち消え検知装置・非常停止スイッチ等の安全装置を標準装備しているので、作業者が安心して作業できます。

タッチパネルで簡単操作

操作パネルはタッチパネルとなっており、誰でも簡単に操作可能です。

30品目までの調理条件が登録・設定でき、稼働状況が一目でわかります。

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