エアーフォースオーブン(IMP型)

エアーフォースオーブン(IMP型)

インピンジメント加熱がもたらす高速調理と正確な品質管理

エアフォースは製品の上下面に湿熱気を強制的に吹き付け高速調理をします。この方式は製品表面を包んでいる境膜温度帯(熱遮断膜)を吹き飛ばし、熱伝導が早くなります。その結果、短時間調理、生産能力UP、仕上がり商品の正確な品質管理が可能となります。

Uniform Cooking(均一調理)

熱風がバランスよく循環する為、コンベヤの幅方向での均一な調理が行えます。上(フード内)と下(ベース内)のそれぞれ単独なインバータ制御のファンにより、熱風は熱交換チューブ、高精度湿度コントロール装置を通ります。また、ベルト幅方向で均一に循環する間接加熱方式により、調理環境は安全(清潔)で、燃焼副産物が直接製品に触れないことから”ピンキング現象”が起きません。

Repeatable quality(高再現性)

色、組織、歯ごたえ、歯ざわり感等の製品内外の品質はベルトのどの部分に置かれても正確にコントロールされます。(どの部分で調理されても一定です。)

温度、湿度、流量、流速が各々独立してベルトの上下で調整可能です。上ノズルはベルト面より2〜8″で高さ調節が出来、独特な炉内雰囲気を作ります。2ゾーン式オーブンならではの正確な熱プロファイルをもたらします。

Cleaning crew friendly(親切な洗浄性)

PLCコントロールによるCIP洗浄システムはタッチパネルで操作され、オーブン内を完全に洗浄するのに必要な洗浄剤は最小に抑えられます。フードを上昇させると(炉内だけでなく投入及び出口部においても)ベルトとノズルの間隔があき、内部全てに手が届き洗浄が出来ます。シールド板、ノズルは工具を使わずに取り外しが出来ます。2個の回転ブラシによりベルト洗浄が行われ、オプションのドリップ回収システムを使用すれば、加熱された付着物も最小にとめられます。

Designed to grow with you(ユーザーの立場に立った省スペース設計)

コンパクトなモジュール設計の為、設置スペースが少なくてすみ、生産ラインの変更時にも他の調理機器を楽に増設可能です。エアフォースをMPOオーブンまたはスチーマー、フライヤー、ブランダー、バッターブレッダーと連結すれば、専用ラインでなおかつ最高の汎用性を持った生産工程が組めます。

タッチパネルで簡単操作

簡単なメニュー方式のカラータッチパネルのコマンドは単純な言葉で表現され、短時間トレーニングでもオペレータはオーブンの全機能を操作可能です。(・ファンスピード ・洗浄 ・温度 ・湿度 ・トラブルシューティング ・ベルトスピード ・運転状態 ・ノズル高さ ・ネットワークアクセス ・メニュー設定メモリ ・警報 ・フード/コンベヤ上昇 ・安全確認)

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